家を買うと決めたら、まず考えなければならないことがある。
買い方だ。
それって、どうやって買うの? 現金?無理でしょ、ローンでしょ
いまは低金利の時代。条件に合えば10年間は税金も控除されるし、ぜひとも住宅ローンを組みたいものです。
そこで、ローンで家を買おうと思い立ったものの、はて、いくらの家を探せばいいのか。
私は何歳まで働けるか、収入とローンのバランスは?
お金をたくさん持っている人は別として、派遣卒業から間がなく預貯金もない私は、住宅ローンだって組めるかどうか危うい。
銀行は、私にいくらまで融資してくれるのか。
あれこれ考える前に、インターネットには住宅ローンのシミュレーションができるサイトがたくさんあるし、まずは試しにやってみることにした。
やってみて、返済できそうな額であれば、本格的に購入を検討する。
検索エンジンで「住宅ローン シミュレーション」と入れればいっぱい出てくる。
返済期間と毎月の返済額をシミュレーションしてみる
住宅ローンのシミュレーションができるサイトで、毎月いくら返済することになるのか、試してみる。
返済不可能な額なら家は買えない。
何年の住宅ローンが組めるのか。これによっても返済額は変わるので、実際にローンを組むときまで正確な金額はわからないけれど、目安にはなるので、例えば30年の場合はどうか、20年ならどうかとシミュレーションしてみる。
定年までに返済できれば理想だけど、そうすると返済期間が短くなって毎月の返済額が大変なことになりそう。
物件の広告などには、参考として35年のローンを組んだ場合に月々いくら返済するか書かれていることが多いけど、私はこのあとそんなに長く働かないはずなので、返済期間はもっと短くしたい。
てことは、広告の物件を買うとしたら、必然的に掲載額より多く返すことになる。
あと、もしマンションを買うなら住宅ローンに加えて、毎月管理費や修繕費、車があれば駐車場代も要る…。
それを踏まえてシミュレーション。
月々の返済額がなんとかなりそうならいよいよ真剣に、前向きに、そして楽しみながら家探しをスタート♪
住宅情報サイトにもシミュレーションコーナーがあるので、気になる家を見つけたらさっそくシミュレーションしてみる。
返済期間と、金利(銀行のホームページなどに掲載されている)を入力。マンションの場合に返済額以外にかかる費用(管理費・修繕費や駐車場代など)が計算内容に入っているかを確認して実行キーを押す。
ただし、金利や諸条件は実際とは違うかもしれないので、出てきたシミュレーション結果はあくまでも目安。
ちなみに、賃貸か購入かを比べてみたページもあるので、迷っている方は読んでみてください 家を探す 賃貸か購入か
住宅ローンの審査 その判断基準って?
そもそも住宅ローンの審査に通らなければ、宝くじにでも当たらないと私には家は買えない。
住宅ローンの審査に通らない理由はなんだろうか。
一般人でこういうことに無縁だった私には、まるで霧のベールに包まれていることけれど、あちこちで話を聞くうちに少し分かってきたことがある。
銀行によって違うけれど、だいたいこんな感じ。
① 月々の返済額が月収の約3割程度までに抑えられなければ厳しい。
② 勤続年数は3年(個人事業主なら3年分の収入を確認される)は必要とよく言われる。
③ 他にローンを抱えていると難しい。
④ 独身は難しい。特に女子には厳しいと聞く。こんちくしょっ!
⑤ 担保としての価値、つまり買おうとする家の価値も判断材料。
ギリギリで生活したくない…。たまにはおいしいものも食べたいやない?そしたら、もっと安い物件探すしかないやないの。
でも、上の⑤のように、あまり安い物件だと、住宅ローンの審査に通らなくなる可能性もあるから要注意。
銀行は購入物件を担保にお金を貸してくれるので、万が一借り手が返せなくなったときに価値がない物件だと債権を回収できないからきっちり見るってこと。
何年かけて毎月いくらくらいまでなら返済できそうか、これがきっちり見えたら今度は物件探しだ。
リフォームのことも考えて
住宅ローンはあくまでも住宅を購入するためのもので、金利もかなり安くなっている。一方で、リフォームはローンの金利が高くなるって聞いたことないですか?
でも、住宅ローンを組む時、同時にリフォームも見積もりに入れて融資を受けることができるって教えてもらった。
タイミングを外すとアウトなので、買う物件が決まってリフォームが必要なら絶対同時にこっちの融資も込みで申し込むこと! 大事。メモメモ。