速いパッセージ―初心者なりの取り組み方
次の日曜日に人生2回目のオケがあります。夏に引き続いて2回目ですが、別の楽団です。初心者のくせに掛け持ちしてます。
今回の曲に、どうやったらこんなに速く指が動くねん!って思うところがあります。速いパッセージはたいていどの曲にもありますけど、今回は特にメインの交響曲にがっつり。絶対早送りしてるわって思いたくなるくらいに速い。
でも、練習では周りのみんなが弾いてるから、どうやら早送りではないらしい。
このままでは、当日は弾けないところは飛ばすとかなにか対策が必要だなと思っていますが、指揮者先生の「最後まであきらめずにいたら奇跡が起こるかも」の言葉が耳から離れない。
ここはひとつがんばってみるか、と、今日も一生懸命やってみました。でも、どれだけがんばっても本来の速さにはまったくついていけない。
指が動きを覚えてきた
それでも指が音を覚えてきた実感はあります。
そういう速いパッセージの練習方法として、以前、合奏のときに
・リズムを変えてみるとか
・該当パッセージのごく一部だけを繰り返す
・後ろの小節から弾いてみる
というのを紹介してくれていたので、地道にまじめに実践しています。
夏の楽団のコンマスさんが、速いパッセージ対策の練習メニューを送ってきてくれました。が、まだ手が付けられていません。
今やると腱鞘炎とかになって弾けなくなると困るから、本番が終わってから取り組もうと思います。
なので、いまはとにかくいまの練習方法を繰り返すしかない。
・・・っていうけど、もしかしたらコンマスの練習メニューをやった方が結果的に速くゴールにたどり着けたりして。
継続は力なり
指が動くようになるには、そのパッセージを何度も弾かないといけない。前の日に弾けていても、一夜過ぎるとまた弾けなくなってしまう。当日、朝から時間を見つけて壁に向かって練習するか。
本番に弾けるように。
ネタ合わせをするM-1出場前の芸人の気分。
前回の初舞台のときは1曲だけの参加とさせてもらっていたけど、今回は3曲+アンコール2曲。楽譜が頭に入りきらない。
なので、いつも練習日、合奏の最中に「あっ!!そうだったのか!!」と驚く場所がある。しかもいくつも。慌てふためいてしまう。本番が近いいまでも。
大丈夫か?
とにかく、ここまできたら最後まで突っ走るしかない。
隙間時間を見つけては練習しまくってやる!
大人になってから始めてもオーケストラに出られた
人生、二度目のオーケストラ。
40歳ちょっと前からヤマハの音楽教室に3年間通い、その後は生活費とのバランスで続けるのがしんどくなり、「ちょっと一休み」のつもりが延々と休んでしまっていた。
その後、職場でバイオリンを持っていることをネタにしていたら、ある日、「じゃ、オケの練習に来てみる?」と声をかけられてしまったのが始まりで、
オーケストラは夢だったけど、まさか本当にチャンスがやってくるなんて!!
すぐに「行きます!!!」って言いたかったけど、でもね。。。
小心者であることと、自分の実力を知っているから、丁重にお断り。・・・したかったけど、そこは夢みていただけに「行きたい!!」の気持ちが勝ちましたよ。ええ。
で、行ってから後悔です。
みなさんのレベルが高くて。っちゅうか、わたしからすれば誰もがハイレベル。
気持ちもちっさくなりました。それでも一度は出てみたいオーケストラ。なので、参加させていただくためにまた教室へ通うことにしたんですよ。
ただ、その初日に会社でえげつなく責め立てられ、精神的にえぐられたので結局キャンセル。そのまま数日後には会社へも行けなくなってしまったんだったな~。
いまでもその気になれば損害賠償請求できるんやけど~。証拠も証人もいるし。正直、お金にも困ってるし。
いやいや、とりあえずいまは忘れよう。
さいごに
そうそう、話をオケ(というかクラシック)に戻しますと、交響曲は第4楽章までしかないと思っていたのですが、第5楽章までの曲もあることを知った!!つい先日のことです。
こんな、クラシックを知らない初心者でもオーケストラに参加できるのです。受け入れてくださってるみなさん、ありがとう。でも、勉強はきちんとしたいと思っています。