バイオリン-左手と右手

バイオリン左手と右手 バイオリン
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学んだこと=弓の持ち方から左手の形まで。

変な癖

まず、持ち方構え方ではえらく変な癖がついてしまっていました。

右も左も、親指が「いいね」してました。

バイオリンをもって構えたとき、左手の親指が反りかえっているので、それを丸くする。ふわっとバイオリンを下から支えるように添える。

親指の腹側と、人差し指の側面で支えます。これらの指の間は狭くならないようにきちんと隙間を開ける。

弓を持つ右手も、親指が反っていました。ふわっと丸く持ことができておらず、親指の腹と人差し指中指でぎゅっと持ってしまっていました。

前の教室ではこれらを指摘されたので、ひたすら癖を直すよう努力しました。

左は、肩当を使わずに練習する。

右は、親指と中指第1関節だけで弓を持てるように練習し、普段でもペンなどをコロコロ転がして自然に持てるように癖づけるようにしました。

そこまでいったところで、その教室に通うことができなくなり、そのまま時間が経ってしまいました。

コロナ禍のバイオリン教室

2020年秋、コロナ禍でオケが中止だったり延期だったりする中で、この休暇みたいな時間を利用して、再びバイオリンの教室に通うことにしました。

持ち方構え方はなんとか矯正できていたのですが、フィンガリングとボーイングが言うことをききません。

今回も案の定、どちらも指摘されました。

左手の注意点

まず、ファーストの位置が高いそうです。

あ~、ちゃんとみてもらわないとわからないものですね。

音が合わないと思いきや、なにげに微調整しながら弾いていたようで、音程はさほどずれてはいませんでした。だから自分では気づかなかった。

ただ、ときどき微妙に高い音が出るときがあって、それがポジションをきちんと取ることで修正できると。

次に、中指と薬指の隙間。

ハ長調を弾くとき、人差し指と中指がくっついてる状態で薬指を押さえようとすると、この薬指が広がらずレがドの#とレの間の中途半端な音が出ます。

左手は、指が一本一本離れて動くのがいいということですが、これがわたしにはなかなかです。

パソコンのキーボードを叩くときにはなんなくできるこの動作が、楽器を持つとできなくなります。

先生に、「これでもオーケストラふたつ所属してるんです」というと、「基本が中途半端でも弾けてしまうんですよね。でも、早いパッセージなど弾くには、指の形がきちんとできていた方がいいです」と。

そう。弾けていたんです。基本ができていなくても本番前にはそこそこ弾けるようになってくるのです、雰囲気で。

だけど、ポジションチェンジのときには音が合ってるかどうか不安で大きな音が出せなくて恐々でした。

テキストは「セヴシック」のOp.1-1。ファーストの位置に注意しながら実際に弾いてみると、最初はとても苦痛でした。指が広がらないから正しい音が出ない。

いままで弾けていたはずだが、はて、どうやって弾いていたのか。

教室で、先生が指摘してくれました。親指の位置を動かすことで届いていたようです。これがファーストの位置が高くなっていた理由でしょうか。

どれだけいい加減に弾いていたことか!

きちんと学んだうえで「セヴシック」を練習すると、指の形が矯正される気がします。この基礎練習をしてから曲を弾くと、とても弾きやすく感じました。

右手の注意点

左にばかり気を取られていてはいけません。ボーイングも大事です。

弓の弾く分量に注意しながら弾く。それすらできていなかった!

弓の長さを4等分したつもりで弾くなんて。いままでまったく何も考えずに弾いていました。

まずはデダッシェから。

何事も基礎が大事ですね。

長調とか短調とか

弾き方はもちろんですが、オケの練習で飛び交う言葉を理解したい!

というわけで、C durとかa mollとか、そういうところから学びます。「時間かかりますが、頑張りましょう」と言葉をかけていただきました。

まとめ

基礎ができていないことで、練習行っても演奏会に出ても、自信のない自分がいました。音もヒョロヒョロしているし、「これでいいのかな・・・」と思いながらだったので、その不安とかきっと顔に出ていたんだろうと思います。

基礎を知りマスターすることで自信がつくし、そのうち、「お、この人、いままでとなんか違う!」と思ってもらうことを夢見て(ちっさい?)頑張ろうと思います。

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