職場で大変なことが起きました。
苦悩。苦痛。
5年ほど前から、急に暗くなった気がする。急に、人の目を気にするようになった。
人間的に合わない環境にいたからか、すっかり変わってしまったように思う。通勤が大変だったことも理由かもしれない。
早朝に家を出て、電車で1時間弱。
ひたすら仕事をして難航して、徐々にゴールも見えなくなって、すっかり難破船。休みの日も仕事をしたかったけど、あまり休日出勤を認めてもらえず、帰宅時間は11時、12時なんてこともあったのに、仕事はちっとも進まない。
入社して3年。仕事量が増え、責任が大きくなり、完全分業のなかで一人で抱えてしまい、孤立して、上司もそんな状態を見て見ぬふりしてあてにならないどころか、他の職員全員の前で仕事が進んでいないことを責められ、相談もできなくて、あげくの果てにその責任を背負ったまま「一切の業務を停止する」と言われて泣きながら帰った。
というか、涙も出なかった。
そこから1週間はなんとか出勤したけれど、もう来ないと思われていたのか、出勤すると驚いた顔をされるようになった。
前から決めていた有給取得日に休むと、もう、その次の日に出勤できなくなった。
どうしたらいいのかわからず、いとこに相談したら「労働局に電話しなさい」と言われた。
労働局に行きました。
朝一番にまず、会社に電話をした。一本目の電話では上司がまだ出社していないと言われた。
二回目の電話。
なかなか応答してもらえず、何コールか待たされた。電話の向こうでどんな雰囲気かわかる応答。上司はまだ不在。
三回目の電話。やっと、上司に直接休むことを伝えた。明らかに面白がっている様子なのがわかる声で、「診断書をもらってきてください」という。
近所の内科に行き、診断書をもらった。
労働局に電話をしたら、すぐに面談で話を聞いてくれるという。診断書をもらったこと、電話の雰囲気と明日からも出社はできないことを伝えると、今後の対応は労働局が行うと言ってくれた。
やばいと思ったら準備すべきもの
・就業規則
・タイムカードなど勤務時間がわかるもののコピー
・ボイスレコーダー
就業規則は労働局に持っていった。
もしかしたらこの先やっていけないかもしれないと思ってからしばらく時間があったので、本当に行けなくなったときに何が起きるかを就業規則で調べるために、たまたま家に持って帰っていた。
夜な夜な読んだ。休職や解雇、退職について。
次にどんな働き方をするのかはわからないけれど、解雇になったら再就職はむずかしいのだろうか、そういうことが気になった。実際は、調べなければわからないことだと誰かに言われた。
が、不安だったので、できれば解雇は避けたい。
労働局でも勤続年数と休職の関係や解雇の条件など の確認をしたうえで会社と話をしてくれるので、会社が就業規則を作成してるなら持っていく方がいい。もわかるので。
タイムカードのコピーは取れなった。
労働時間についても主張できることがあるなら絶対に取っておくべきコピー。
ボイスレコーダー
静かに退職するならなくてもいいけど、あればあとあと斡旋などしてもらうときに話がはやい。会社が認めないと斡旋の話し合いのテーブルにも乗ってくれないから。
結局、斡旋はしてもらわなかった。
なぜなら、ある日労働局に電話をしたら、 残念なことに 担当者がお留守で、電話に出た人に「代わりに聞きますが」と言われたので、会社とやり取りしてほしいことを伝えたら、「労働局はあなたの代理ではありません。自分で電話して聞いてください」と言われてしまったので、それ以降の連絡ができなくなってしまった。・・・怖くて。
もし、担当者と話せていたら斡旋してもらったかと言われれば、答えは「わからない」だけれど、残念な終焉を迎えてしまった。
もう出社できなくなってから1か月は過ぎようとしていたけど、年齢と起きたことと、もろもろを考えたら、斡旋はしてもらってすっきりして次へ飛び立ちたかったかも。
そのときの自分が何を選んだかは不明だ。