同性婚訴訟を通して日本の将来を考えてみました。
もしもこの国が変わって、世界中の人が日本に住みたいと思うようになったら、人口増えますなぁ。
同性婚と日本の将来について考えてみた
いまニュースでみました(2019/6/11ちょっとだけ修正)。
国が、憲法24条が保障する婚姻の自由を侵害しているとして、同性婚を認めるべきとの裁判を起こしたと。
国が同性婚を認めない理屈は、憲法が同性同士の結婚を想定していないから。
国って誰のものでしょう。
憲法って誰のためにあるのでしょう。
世の中にはいろんな問題があって、常々、わたしが抱える問題などちっぽけだと思わされるのです(とはいってもわたしにとっては重大な問題だ)が、もしもこの同性婚を国が認めることになれば、世界は日本を見る目を変えるのではないだろうか。
海外から観光客もたくさん来るし、親日家もたくさんいます。十分愛されてる国なのかもしれないが、もっと、新たな目で見直されるのではないか。
単純な発想で申し訳ないですが、住みたいと思う人が増えたら人口が増える、働く人も増える。同性愛者には子供ができないのだから人口なんて増えたって一時的なものだよ、と言われそうですが、憲法が想定していると国が言っているその「家庭」で、10歳の子どもが虐待されて亡くなっています。
そんな命を、もしも子供がほしいと思う同性婚カップルが育てることができたら、ハッピーな家族が増えるのではないでしょうか。
もし国が変わらなかったら
まだまだ少ないですが、あちこちの自治体でパートナーシップ制度が導入されてはいますが、このまま国が変わらないということは、配偶者控除や配偶者ビザなどの問題は残ります。
でも、より多くの自治体で同性婚を認めるようになれば、そのうち国も遅ればせながら変わらないかなぁ。
同性婚をしたい人たちが、それを認める自治体に移り住むことで、人口が増える、働く人も増える。つまり税収もアップしますよね。
その自治体が、過疎化が進んだ町だったら、同性婚が認められたハッピーな家族と高齢者の交流ができたりして、高齢者にも心強い町になったりしないでしょうか。
それをみて、国も「変わらなければ…」といつか思わないですかね。
中には、同性婚夫婦が受け入れられない人もいるかもしれません。
でも、世の中のたいていのことは「慣れ」だと思うので、何度も何度もこういう話をすることで、受け入れられる人は増えてくるのではないでしょうか。
こう書くと、人口流出の歯止めに同性愛者を利用するなという声が聞こえそうですが、票を集めるためにばら撒くよりはもう少しマシではないかな。
終わりに
好き勝手書きましたが、多様な生き方が増えてきたことと、実際に生きていけるようになったかどうかは別なので、国のハンドルをさばく人たちには、この国が向かうゴールのイメージと方向を見定めてほしい、そして誰のための国なのか改めて考えてほしいと願うのです。