知らなかった。
知っていたらもっと右手の練習をしていたと思う。
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初心者でオーケストラに出演したことが唯一の自慢であるわたしですが、
オケの練習に行くのをやめました。
なんでって、少し仕事がバタついてきたので、オケの曲を練習する時間をとるのが辛くなってきたから。
それと、楽団の人に、「弓が動いてない」と指摘されたので、これは本気で個人レッスンをがんばらねば!!と思った次第で・・・。
いま、月に2、3回のペースですが、個人レッスンに通っています。
そこで言われたのが冒頭の「バイオリンは右手8割、左手2割」です。弓をどう動かすべきか。なんて考えたこともなかった・・・!
自然に弓の練習ができる教本
いま、教本は「やさしいカイザー」と「セブシックOP1」を使っています。左手の形を保ちながら運弓のトレーニングにもなります。
いままで速いパッセージに出会う度に、左手の指の動きばかりに気持ちがいってしまっていて、右の弓のことまで気が回っていませんでした。それで、たまに弓が外側に滑ってしまったりして、思ってもいない音が出ることがあったのですが、右手8割と聞いて、目からウロコです。
オケの練習でもときどき、「ここは中弓で」とか指示が飛んでくるたびに、「音がちゃんと出たらなんでもいいやんか」と思っていたのですが、バイオリンというやつはそんなもんじゃなかったのです!
オケの曲は難しいので練習はつらいのですが、しばらくやっているとそこそこ弾けるようになってきます。練習会場に行くたびに、みんなについて行ける箇所が増えてきて、楽しくもなってきて、基礎ができていないことへの劣等感やら練習できてないことへの罪悪感やらが和らいできます。そして本番!
みたいな感じなので、下手なままで突き進んでました。
先にご紹介した2冊の教本は、もちろん左指の練習になるのですが、右手の動きのトレーニングにもなります。
そして、これらの教本をきちんと使いこなすために、独学ではなく先生について教えてもらうのがいいと思います。マルカートの弾き方も伝授してもらえるし。