それは、過去のわたしのことだった

過去の自分 心の問題 人間関係と心の闇
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占いに、過去の人間関係が清算されると書いてあった。特に学生時代からの友人との縁はなくなると。

また、それは、今後の人生に必要なことであると。

確かに、寂しい話だが、学生時代の友人とは繋がりがなくなってきている。

先日、久しぶりにLINEが来たと思ったら、LINEゲームのお誘いだったし…。

まぁ、今後の人生に道が開けるなら、それもひとつの試練なのでしょう。

職場で。

職場で、どうも苦手な先輩がいる。

きちんと教えてくれないし、すぐ怒るし、おまけに普段もろくに口を聞いてくれない。

質問すれば面倒くさそうにするし、ネットで調べろと言うし、答えてくれてもはっきりと言ってくれないので結局どうすればいいのかわからない。おまけに、しばらく忙しいから毎日残業になるし、なにか聞かれても答えたくないくらいだと予告された。

そして、実際に質問すると本当に怖かった。

そのうち、あちらの忙しそうなのを理由に、こちらも必要最小限のことだけ質問するようになった。

ひと月ほど、殺伐とした空気の中で過ごした。

ある日、突然いまの状態について不満を口にしてきた。何も聞いてくれないじゃないかと怒る。

そちらの態度を思うとあまり質問できなくなったと答えると、こちらが聞かないから答えなくなったのだという。仕事のことは自分がどんな状態でも聞くべきであり、そうしなければ人間関係がどんどん悪化すると。

すべてこちらが悪いかのような言い方だった。そして、言い分は正論である。

仕事なら気兼ねせずに聞けと。

そんなこと知ってる。むしろ、こういうことで人間関係が悪化するとかそういうことがわかってる人だったのかと驚いた。

でも、その原因はこちらだけにあると思っているようで。

え?わたしだけが悪いの?

ほほぅ、なるほど。そういうことにしたいのだな。

よし、こうなったらとことん質問してやる!とは思うものの、気の弱いわたしはどぎまぎしながら日々過ごしていた。

雪解けは突然やってきた

数日が過ぎた頃、新しい業務を請けたのでそれについて質問攻めにした。

そうしたら、以前とは違い、きちんと教えてくれる。

有言実行ということか。
うすうす気付いていたけれど、多分あちらはあちらでただの八つ当たりだったとか、自分も悪かったとか思っていたのではなかろうか。

いや、そんなふうに期待するのはやめよう。

なんにせよ、お互いが大人の対応を取るようになった。

そこでふと思ったのだけど、過去の人間関係の精算、それって過去のわたしのことだったのではないだろうかということ。

忙しい相手を気遣うとかいいつつ、実はまた怒られるのがいやで声かけるのが怖かったり、どうせ教えてくれないしって意地張ったりしていたわたしにバイバイ。

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